2月21日付日経MJの「ますずし」宇宙食めざせ!――業界最大手の源、富山県立大と研究着手という記事。
すし飯とマスの切り身で作る富山名産の押しずし「ますずし」最大手の源(富山市)は、宇宙食用のますずし開発に挑戦する。三千万円程度を投じて実験施設を整えており、近く富山県立大学と連携して本格的に研究に着手。長期保存できる製品の開発を目指す。
常温での消費期限が2日のところを一年に延ばすのが目標だそうです。コスト的な問題はとりあえず置いといて、これが成功すれば押し寿司の常温流通が可能になるわけで、いろいろと応用が利くおもしろい話と思います。
さて、宇宙食というとスケールがデカイですが、食品メーカーが自社の商品を宇宙食として使ってもらうにはどうしたらいいか、ちょっとググってみました。
まず食品メーカーがJAXA(宇宙航空研究開発機構)に認証審査を申請します。万が一も許されない条件下で使われるものなので食品の保存性や衛生面だけでなく、栄養や包装、ラベルの材質やインクに至るまで厳しい基準が設けてあるようです。この認証を受けて初めて宇宙食としての土俵に乗ったことになります。
次の段階は宇宙飛行士の試食会。NASAの場合は、この試食会で飛行士が自分で宇宙で食べる食品を選んで自分専用のメニューを作るのだそう。ここで選ばれて晴れて宇宙へ、ということになる。
ということは、「ますずし」が宇宙に行くには、「ますずし」好きを宇宙飛行士にしないとってことだね。
宇宙日本食(JAXA:宇宙航空研究開発機構)
http://iss.sfo.jaxa.jp/spacefood/
認証基準についての詳しい説明とPDFファイルがあります。