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2005年10月 アーカイブ

2005年10月09日

郵政公社、職員の接客を格付け

またまた、久しぶりの更新。
 
郵政公社、職員の接客を格付け 34万人を4段階で [asahi.com]
 

日本郵政公社は、約38万人の職員(非常勤含む)のうち、顧客とじかに接する約34万人の接客態度を良い方から「三つ星」「二つ星」「一つ星」「星なし」の星の数でランク付けする。まずは二つ星以下まで年内に認定。星の取得後は、星の絵柄入りのバッジを胸につけ、顧客がひと目でわかるようにする。「サービス業」としての意識を高めることで労使は一致しており、協力してバッジ方式を運用する見込みだ。

 
サービスの向上につながる評価制度は多いに実施してもらいたいが、この新しい評価制度の不思議な点は、良い評価は上司が判定し、悪い評価は客の評価による点だ。
星が増えるに従って、筆記試験、上司との実技試験などもおこなわれるようだが、本来は上司ではなく客がそれを評価すべきだ。

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2005年10月12日

アマゾン売上高783億円

以前、「アマゾンの売上高を考えてみる」という記事をエントリーしましたが、全然外れていたようで。
 
12日付日経MJによると、

アマゾンジャパンの昨年(一—十二月)の売り上げはジャスパー・チャン社長によると「グループ全体の総売り上げ(六十九億二千万ドル)の一割以上」。この言葉から推計すると、約七百八十三億円(一ドル=一一三・五円で計算)になる。〇二年十—十二月期に黒字に転換、以来、三年近く増収増益が続く。

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2005年10月19日

広口容器の豆乳デザート

10月19日付日経産業新聞19面「宮城製粉社長後藤浩一氏--広口容器の豆乳デザート」という記事。

広口容器に入った豆乳デザートがコンビニエンスストアで人気を集めている。ふたは直径十二センチ強で、プリンやゼリーが入った通常カップの倍はあるため、「デカ顔」とも呼ばれている。サイズだけでなく、プルプルした独特の食感や常温保存が利く利便性も受け、食品各社が競って参戦している。火付け役は「豆乳花(トールーファ)」を開発した宮城製粉(宮城県角田市)の後藤浩一社長(44)だ。

記事によると、取引先担当者から「豆腐由来の白いデザートが都内のアジア料理店で人気を集めている」という話を聴いて「これはいける!」と直感したのが始まり。アジア料理店に試食に行くのが近道だが、「自分のイメージで新しいデザートを作る」と、あえて試食せず独自開発する道を選び、独自の製法により独特の弾力性のある食感に仕上げた。
かねてより安売り競争が激化しており、「単価が二百円以上でも売れるデザートでなければ収益率が悪い」ことからデカ顔容器とよばれる広口容器を採用。
これに豆乳ブームが追い風となり、単月で100万個に達する大ヒットとなる、と。
 
アジア料理店の話から全く新しいデザートを作り上げてしまったんですね。ウェブを検索してみても評判はとてもよいみたい。
実はまだこれを食べたことがないのですが、食感のみならずどれだけ豆乳の風味が生きているのかも気になるところ(レトルトは加熱処理をしますからね)。

2005年10月25日

世界経営者会議


日経で世界経営者会議の特集が組まれていますが、経営者自身の言葉で語られるその戦略とビジョンは非常に興味深いものがあります。

 ——エルメスにとってブランドとは。

 「生き方だ。それを皆で分かち合うことが我々のブランドだ。エルメスの世界を意味するサインでもある」

 ——ブランドにとって一番大切なものは。

 「クラフトマンシップ(職人技)だ。当社では職人一人ひとりが製品を手作りしており、例えば革製品では千三百人の職人が働いている。二つ目はデザインや形などのスタイル。三つ目はノウハウを守るやり方だ。商品の九〇%を内製化することで独自性を守っている」

エルメスのCEOパトリック・トマ氏。さすがは160年以上の歴史を持つ老舗ブランドです。ブランド=生き方ですよ。形だけ真似をする人はわんさかいますが、そんなもの眼中にもない一言ですね。
 
 ——今春、仏ルノーのCEOにも就任した。ルノーに持ち帰る日本流の経営手法はあるか。

 「日産に来た当初の私と今の私は違う。日本企業に触れ、多くを学んだ。それをルノーに入れようとしている」

「一つ目は単純な形で実行すること。日本人は複雑さを疑問視し、実行の質とスピードを追求する。それを欧州でもあてはめたい。二つ目はプロセスを重視すること。三つ目は、ある一つの強みを他の領域でも生かす考え方。例えば、生産プロセスを販売現場に生かせば、すばらしい結果が得られる。日産とルノーの間で、ベストプラクティス(最も良い手本)の交換を続けていく」

言わずと知れた日産のゴーン社長。
物事を単純化して考えていくことは欧米の合理主義的イメージがありましたが、実際は日本人の方がそういう考え方をするようですね。知らなかったです。
また、このベストプラクティスの交換・共有というのはなかなかできないことで、うらやましくも感じますな。

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