えっ、犯人はこんな身近に!? 減少傾向も深刻なID詐欺の実態が判明 (MYCOM PC WEB)
フィッシング詐欺を始めとする、インターネット上のID詐欺事件が大きな話題となっているものの、全体の被害件数に占める割合は小さなものだったとされている。例えば、ID詐欺につながったとされる個人情報の流出経路トップに挙げられたのは、財布/預金通帳/クレジットカードの盗難もしくは紛失となっており、上位5件の流出経路は、いずれもオンライン・アクセスと何ら関連性がないものだったという。
情報漏洩の予防対策を考えるときに忘れがちなことは、システムのセキュリティ強化というのは、セキュリティ対策全体のほんの一部分でしかないということ。人が介在するシステムならば、オフラインの部分、つまり「人」の部分も考えないといけない。
この調査によるとコンピュータ絡みの流出経路は全体の11.6%にすぎない。その半数がスパイウェアに起因するもの。
とかく、セキュリティ対策というとシステム的なハッキング、フィッシングへの対策と考える人もまだ多いが(もちろんそれも大事)、利用する側の正しい理解が、これらを予防する最良の手段とも言える。
そして、もう一つショッキングなこと。
一方、ID詐欺被害の犯人が判明したケースに限って見るならば、自分の家族や親戚が個人情報を盗み出していたという回答が、全体の32%を占める結果になったようだ。2位の全く見知らぬ社外の人が犯人だったという24%の回答に続いて、再び3位には友人や知人が犯人だったとする18%の回答が入っており、実はID詐欺事件の半数が、自分にとって身近な人物によって引き起こされたものだったとの事実も明るみになっている。