10月9日付けのVenture Nowのメールマガジンこんな記事がありました。
(ウェブにはこの記事が見当たりません。)
『 電子出版、昨年同様8割が「読んだ事がない」』チアーズ合資会社とアイブリッジ株式会社は、昨年に引き続き「電子出版(小説)」についての調査を実施した。これによると、メールまたはWebサイト上で「小説(10ページ以上)を読んだ事がある」としたのは、昨年よりわずかに増加しているものの28.7%にとどまり、うち12.7%が「読んだ事はあるが、途中で読むのを止めてしまった」としているのがわかった。
ちょっと長いので最初の部分だけ引用ですが、要は電子書籍がなかなか普及しないと。「便利に感じた」という人は4割弱、「不便だった」とする6割のユーザーのほとんどが「目が疲れる」。「便利に感じた」理由は「無料で読めたから」が一番多い。
ちなみに私は、PDA(白黒液晶のPalmOS機)でメールやテキストを読むことが多いのですが、そもそもPDAを使っている時点で少数派ですね。
問題点を整理すると、こんな感じでしょうか。
・「目が疲れる」というハードウェア的問題
・有料でも読みたくなるキラーコンテンツの不足
ハードウェア的な問題は、フォントと液晶に依存する部分が大きいと思われます。携帯電話では、フォントと液晶サイズ、バックライトの眩しさの問題がどうにもできないでしょう。SONYやパナソニックから電子ブックリーダーが発売されていますが、価格も含めたスペックでどちらもイマイチ感がありますね。とにかく、これ!というハードウェアがありません。
コンテンツの問題は難しい。売れた小説をそのままテキスト化すれば売れるというものではないです。もちろん必ずしも小説である必要はないのですが、たとえば、音楽でいうインディーレーベルのように電子出版で小説家の卵達の作品を配信していくのは面白いかもしれません。漫画だと同人誌という形態が確立していますけど、ここはやはりテキスト主体でいくのがよさそうですね。